私たちの会社は、超高齢社会・人口減少問題・空き家問題に対する取り組みを事業の軸としていますが、社会貢献活動という観点から見るとそれだけではサポート出来ません。統計によると日本における寄付の規模は米英韓国と比較してまだまだ小さいのですが、世界最速で高齢化が進む課題先進国である日本社会の中で、実は社会の役に立ちたいと思う人は増えています。寄付は「社会の役に立ちたい」と思いながらも自分の時間を社会課題解決に使えない一般生活者にとっての「社会課題解決への参加の機会」となります。日本の寄付文化にはまだまだ伸びしろがあります。私たちは寄付活動の啓発とボランティア活動によって「誰にでもセーフティネットがあり、どんな人でも必要な支援を受けられ、安心して暮らしていける社会環境」を創っていくお手伝いをさせていただきます。微力ながら。
超高齢社会は長寿化が進むことと相まって今後も続いていきます。しかしながら人口減少の問題は、少子化、つまり出生率の問題であり、高齢社会の問題とは実は直接の相関関係はありません。少子化の問題は、家族のありかた、人と人との関係性、日本の風土性、或いは格差社会、貧富の問題、また、国際社会における日本の位置、それは地政学的な意味だけにとどまらず、政治、経済、宗教、歴史等によってもたらされたものです。また、人口減少と密接にかかわる課題として空き家問題があります。人口は減少し始めても住宅は増え続けているのです。高齢社会・人口減少・空地空き家について私たちの考えを発信・提案し、次世代の人々が受け継ぐべき未来に明るい希望をもたらすための活動を私たちの事業と重ね合わせて行きたいと考えています。
